私はカナダ・トロントでの留学を2回経験しており、一度目は短期で1か月間、大学在学中 (2年次) の夏休みにTOEFLコースを3週間受講し、二度目は長期で7か月間、大学在学中 (4年次) に休学をして6か月間語学学校に通いました。今回のテーマはその留学体験記の、留学前の準備・留学中の生活編です!
- 留学前の準備
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留学前に私がしたことは基本的なことで、費用を見積もること、語学学校の調査と選別、語学学校に連絡を取りコースに申し込むこと、航空券を手配すること、大学の休学などの手続きを済ませること、そして英語の学習です。大学を一年間休学したため、休学後最初の4-5か月はアルバイトと英語の学習をしながら、時間をかけて留学の準備をすることができました。私の場合は学生ビザでの留学で就労はできないビザであったため、留学中の7か月間は英語の学習のみに時間を充てるとして、かかる費用は6か月間の授業料と7か月間の生活費、現地での収入はないという設定で費用を見積もりました。語学学校の調査に関しては、自分が興味のあるコースをキーワードにしてインターネットで情報を収集しました。授業料などかかる費用を調べることも必要ですが、自分が受講するコースのプログラムの内容などもしっかり吟味するようにしましょう。また、初めての留学の場合は留学する国や都市について、気候や過ごし方を調べておくのも重要な準備の一つです。
- 留学前の語学力
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私は在学中、英語で授業を受講したりレポートを作成したりなど、英語に触れる機会が比較的多い環境におりましたが、授業以外で英語を使うことはほとんどありませんでした。そのため空き時間に図書館で積極的に自主学習をしたり、自宅でも日々時間数を決め学習時間を設けていました。英語の学習方法としては主にTOEFLのリーディング・リスニングの教材を使い、それぞれ時間を設定し時間内に問題を解くようにしました。特に見直しと復習に時間をかけ、単語やフレーズは長文問題から学ぶようにしました。こういった内容は単語帳での学習も可能ですが、単語を一つ一つ暗記しても、実践になると活かせないことが多いため、関連する長文や短文のパッセージなどから学習することをおすすめします。このように大学の1年次の後期からTOEFLの学習を始め、2年次にはトロントで3週間のTOEFL対策コースを受講しました。コースの受講後も長期留学まで2年間学習を続け、毎回の目標スコアを設定しながら定期的にTOEICを受講するようにしました。TOEFLはリーディングもリスニングも実際の現地の大学の講義に近い内容となっており、難易度も高いため、最初は全く手に付かないという人も多いと思います。ですが量をこなしていくことで少しずつ内容が把握できるようになり、結果的にTOEICのスコアアップや実践的な英語力の向上に繋がっていきます。私の場合、リーディングとリスニングにおいてある程度スコアは取得できていたものの、スピーキング力は低く、TOEFLのスピーキングセクションにおいても、表現したいことの半分程度しか話せない状態でした。スピーキングは一人で学習することが特に難しい項目なので、事前学習において重きを置く必要はないと思います。自分で出来る学習で知識をしっかり得ておき、現地で習得することの最優先事項として設定して、留学に臨んでも良いでしょう。
- 留学中の授業
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前述の通り、留学前からかなりの時間を英語学習にあてていたため、基礎的な英語力をしっかりを身に付けた状態で留学に挑むことができました。留学が始まってからは自分で学習できない内容(スピーキングやディスカッション・ビジネス関連の英語コミュニケーション・翻訳スキルなど)に重点を置いて学習を進めていきました。6か月の留学で私が受講したコースはESL(2か月)、ビジネス英語コースとTOEFLコース(午前・午後で両コース同時期に2か月)、通訳・翻訳コース(2か月)です。なかでもビジネス英語コースでの電話対応やビジネスシーンにおけるコミュニケーションの実践演習、通訳・翻訳コースでの新聞記事の英日翻訳や同時通訳をしながらのプレゼンなどは、これらのコースならではの内容で、受講後にかなりの英語力の向上を実感することができました。またこれらのコースを一通り受講することで、様々なアプローチで英語を学習することができ、自分に合った学習方法を見つけるきっかけにもなりました。どのコースにおいてもしっかり課題が提供されており、ESLではプレゼンの準備、ビジネス英語コースでは毎日のミニテストのための復習、TOEFLコースではライティング、通訳・翻訳コースでは記事の翻訳や同時通訳の練習など、自主学習においても日々課題と奮闘していました。このように通学していた期間中は授業と課題に追われ常に緊張感を持って過ごしていたため、かなり密度の高い英語学習をしていたと振り返ってみて思います。
- 留学中の授業
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前述の通り、留学前からかなりの時間を英語学習にあてていたため、基礎的な英語力をしっかりを身に付けた状態で留学に挑むことができました。留学が始まってからは自分で学習できない内容(スピーキングやディスカッション・ビジネス関連の英語コミュニケーション・翻訳スキルなど)に重点を置いて学習を進めていきました。6か月の留学で私が受講したコースはESL(2か月)、ビジネス英語コースとTOEFLコース(午前・午後で両コース同時期に2か月)、通訳・翻訳コース(2か月)です。なかでもビジネス英語コースでの電話対応やビジネスシーンにおけるコミュニケーションの実践演習、通訳・翻訳コースでの新聞記事の英日翻訳や同時通訳をしながらのプレゼンなどは、これらのコースならではの内容で、受講後にかなりの英語力の向上を実感することができました。またこれらのコースを一通り受講することで、様々なアプローチで英語を学習することができ、自分に合った学習方法を見つけるきっかけにもなりました。どのコースにおいてもしっかり課題が提供されており、ESLではプレゼンの準備、ビジネス英語コースでは毎日のミニテストのための復習、TOEFLコースではライティング、通訳・翻訳コースでは記事の翻訳や同時通訳の練習など、自主学習においても日々課題と奮闘していました。このように通学していた期間中は授業と課題に追われ常に緊張感を持って過ごしていたため、かなり密度の高い英語学習をしていたと振り返ってみて思います。
- 留学中の生活
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最初は語学学校のカウンセラーの方に紹介していただいたホームステイに滞在していましたが、学校からとても遠く、生活が合わなかったため、4か月目以降は別のホームステイに移動しました。後半にお世話になったホームステイは紹介ではなく、一度目の短期留学時に滞在したホームステイで、ご夫婦の結婚式に招待していただいたことがきっかけで、再び滞在させてもらうことになりました。ご夫婦とは友達のように仲が良く、クリスマスを一緒に過ごしたり誕生日を祝ってもらったりしました。またステイ先のハウスメイトとも食事をしに行ったり旅行したりと、ステイ先のご家族とハウスメイトとはたくさんの思い出ができました。相性の合うホームステイ先に出会うことは運が大きいので、とてもラッキーだったと思います。学校では韓国人やブラジル人の友達ができ、授業が終わった後に遊びに行ったり学校のアクティビティに参加したりして交流を深めました。数年経った今でも連絡を取り合うほど近しい友人が国外にでき、留学を経験したからこそ得ることの出来た貴重な財産となりました。トロントには夏の終わりごろから春になる前まで滞在していましたが、メジャーリーグやシルクドソレイユを見に行ったり、CNEやクリスマスマーケットなどのイベントに行ったり、各国の料理を食べ歩いたりと、トロントならではの様々な経験をすることができたこともとてもいい思い出です。